特別展「茶の湯」

    東京国立博物館 | 東京都

    12世紀頃、中国で学んだ禅僧によってもたらされた宋時代の新しい喫茶法は、次第に禅宗寺院や武家など日本の高貴な人々の間で浸透していきました。彼らは中国の美術品である「唐物」を用いて茶を喫すること、また室内を飾ることでステイタスを示します。その後、16世紀(安土桃山時代)になると、唐物に加えて、日常に使われているもののなかから自分の好みに合った道具をとりあわせる「侘茶」が千利休により大成されて、茶の湯は天下人から大名、町衆へより広く普及していきました。このように、日本において茶を喫するという行為は長い年月をかけて発展し、固有の文化にまで高められてきたのです。 本展覧会は、おもに室町時代から近代まで、「茶の湯」の美術の変遷を大規模に展観するものです。「茶の湯」をテーマにこれほどの名品が一堂に会する展覧会は、昭和55年(1980)に東京国立博物館で開催された「茶の美術」展以来、実に37年ぶりとなります。 各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡、そして次代に伝えるべき日本の美の粋をご覧ください。
    会期
    2017年4月11日(火)〜6月4日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~18:00
    ※総合文化展は17:00まで
    ※時期により変動あり
    いずれも入館は閉館の30分前まで
    料金
    一 般 1,600円(1,400円/1,300円)
    大学生 1,200円(1,000円/900円)
    高校生  900円( 700円/600円)
    ※中学生以下無料
    ※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などをご提示ください)
    ※( )内は前売/20名以上の団体料金
    休館日 月曜日 ※ただし5月1日(月)は開館。
    公式サイト http://chanoyu2017.jp/
    会場
    東京国立博物館
    住所
    〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    特別展「茶の湯」のレポート
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    37年ぶり、東博主催の大茶会!
    日本文化の象徴とも言える茶の湯。茶碗や茶杓、釜だけではなく、茶室を飾る掛け軸や花入れなど、関わる美術品は実に多様ですが、その全貌を通覧する美術展はなかなかありません。名だたる武将や茶人が愛した名品が一堂に会する奇跡の展覧会が、37年ぶりに東京国立博物館で開催です。
    会場
    会期
    2017年4月11日(火)~2017年6月4日(日)
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