福を招く!猫じゃ猫じゃ展

    那珂川町馬頭広重美術館 | 栃木県

    猫の文房具に猫柄のシャツ、猫のゲームに猫ブログ。見回すと巷には猫グッズがあふれ、日本は今、空前の猫ブームを迎えています。ストレス社会で猫に癒しを求める人が多いのだろうと思いきや、今から200年ほど前の江戸時代にも、実は猫ブームがあったのです。 猫が海を越えて日本にやってきたのは奈良時代といわれています。その後、天皇や貴族階級のペットとして紐につながれて飼われていましたが、江戸時代初期に鼠被害の対策のため幕府が放し飼いを奨励すると、猫は人々にとって身近なものになり、庶民の生活に溶け込んでいきました。 浮世絵にも初期の頃から猫が登場していますが、江戸時代後半に猫好きの絵師、歌川国芳が現れると多種多様な猫の姿が浮世絵に描かれるようになります。女性と戯れる猫、蚕を鼠から守る猫、魚を盗む猫、踊る猫や芸をする猫。はたまた役者の顔をした猫や化け猫なんかも描かれています。国芳の猫の絵が評判になると国芳の弟子たちもそれを継ぎ、頻繁に猫を描いた浮世絵が制作されました。猫ブームは浮世絵だけにとどまらず、各地で猫をかたどった人形が制作され、「猫じゃ猫じゃ」という端唄も流行りました。 本展では、浮世絵に描かれた多様な猫の姿と共に、江戸時代から続く日本各地の招き猫をご紹介します。江戸時代の猫と人との触れあいを通し、心休まるひとときをお楽しみいただければ幸いです。
    会期
    2014年7月4日(金)〜9月7日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    大人    700円(630円)
    高・大学生 400円(360円)
    ※( )は20名以上の団体料金。
    ※中学生以下は無料。
    ※障がい者手帳等をお持ちの方とその付添い1名は半額。
    ※会期中、ご自分で撮影された猫の写真(紙焼き・Lサイズ)をお持ちいただくと、入館料が1割引きになります。(他の割引きとの併用は出来ません。写真は会期中展示し、会期終了後は返却いたしません)
    休館日 7/7,14,22,28,8/4-7,18,25,9/1
    公式サイト http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html
    会場
    那珂川町馬頭広重美術館
    住所
    〒324-0613 栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
    0287-92-1199
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