浜口陽三・丹阿弥丹波子 二人展 はるかな符号 大岡亜紀の詩と共に

    ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション | 東京都

    光芒を放つ二人の銅版画作品を、画家・詩人の大岡亜紀の詩と共に鑑賞する展覧会です。 1950年代半ば、芸術の中心地パリでは、浜口陽三(1909‒2000)が新しい技法、「カラーメゾチント」を編みだし、柔らかな独自の作風を作りあげました。1957年には2つの国際版画ビエンナーレで大賞を獲得するなど、国際舞台で華々しく活躍し、今なお20世紀を代表する版画家として世界に知られています。 丹阿弥丹波子(1927‒)は、日本画家を父に持ち、描くことを生きることの一部として育ちました。国内では情報も道具も少なかった1956年に銅版画と出会い、駒井哲郎に師事しました。その後現在に至るまで、表現する情熱を銅版画に注ぎ込み、春陽会を中心に清冽な作品を発表し続けています。生前の浜口陽三も、何度となく彼女の個展に足を運びました。 表現の方向性は異なりますが、二人は同じ技法を用いて澄んだ境地を得た銅版画家です。銅を刻むひたむきな作業から、偽りのない光や命を生みだします。果物や花はスケッチではなく、時を重ねて生み出す心のかたち、結晶です。 本展では、丹阿弥丹波子作品に貫かれる強い力を、大岡亜紀が詩に歌いあげます。 銅版画約60点と、新作の詩3編の構成です。
    会期
    2015年4月4日(土)〜6月30日(火)
    会期終了
    開館時間
    11:00~17:00、土・日・祝日は10:00~17:00
    ※入館は16:30まで
    料金
    大人600円 大学・高校生400円 中学生以下無料
    休館日 月曜日(5/4は開館) ※5/10(日)は12:00で閉館
    公式サイト http://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20150404-0630/
    会場
    ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
    住所
    〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
    03-3665-0251
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