第１１３回企画展「発掘された日本列島２０１５」

日本では毎年8,000件近い発掘調査が行われています。近年発掘された遺跡や、成果がまとまった注目の遺跡から出土した資料を、当館を含め全国5か所の会場で巡回展示します。 また、東日本大震災の復興事業に関連して発掘された資料、全国史跡整備市町村協議会50周年記念行事として、史跡整備の関連の資料もあわせて展示します。 栃木県立博物館だけの特典！！ １．地元会場の利点を生かし、下野市の甲塚古墳から出土した人物埴輪20点と馬形埴輪4点をすべて展示しています。また、墓前祭祀に用いられた土師器・須恵器の高坏等も多数展示しています。（他会場では埴輪10点のみ） ２．長崎県福井洞窟出土資料に関しては、学史上著名な東北大学所蔵資料もあわせて展示しています。この資料は著名な割には展示される機会が少なく、研究者でも実物を見た人は多くありません。もちろん栃木県では初公開になります。 同時開催 地域展示「栃木の考古学を築いた人々」 本県の考古学の発展に寄与した人物を取り上げ、彼らの調査した遺跡の出土資料や撮影した写真、著作物等を紹介しながら、その業績について振り返ります。 ※地域展示は11月23日（月）まで