しりあがり寿の現代美術 回・転・展

    伊丹市立美術館【長期休館中】 | 兵庫県

    しりあがり寿(1958-)は、「弥次喜多 in DEEP」や朝日新聞に連載中の「地球防衛家のヒトビト」など独特のシュールなギャグマンガで知られるばかりでなく、近年はエッセイや演劇、音楽、ゲームの分野でも幅広く活躍しています。また国内外の展覧会で墨絵や映像を用いたインスタレーション作品を発表し、アーティストとしても高く評価されています。 いずれの仕事にも通底するのは、現代の世相の暗部を照らし出す批評精神と社会の弱者に寄り添う優しさです。それらをユーモアで包み、唯一無二の世界を創出してきました。東日本大震災後の日本を描いた『あの日からのマンガ』などは記憶に新しいところです。 美術館での初の本格的な個展となる本展では、しりあがりがここ数年強く関心を抱く「回転」をテーマに、 新旧の作品を織り交ぜながら、マンガという枠に収まらない表現者としてのしりあがり寿像に迫ります。グルグルグルグルグールグル♪ やかんから美術作品、映像、日用品まであらゆるものが会場で回り始じめる大規模な新作は必見です。 回転とは何か? *—停滞の美学か、物語からの脱却か、存在の根源か、インスタント存在アップ術か。— ギャグとシリアス、ナンセンスと哲学、サブカルチャーとアートなど様々な境界線上から独自の表現を試みるしりあがり寿の感性が、観る者の脳内を刺激することでしょう。 常識を揺り動かす、この不思議な「回転」をお楽しみください。
    会期
    2017年1月14日(土)〜3月5日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館17:30まで)
    料金
    一般800(700)円、大高生450(350)円、中小生150(100)円
    休館日 月曜日
    公式サイト http://artmuseum-itami.jp/
    会場
    伊丹市立美術館【長期休館中】
    住所
    〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
    072-772-7447
    おすすめレポート
    学芸員募集
    (公財)サントリー芸術財団 サントリー美術館 職員(運営担当)募集 [サントリー美術館]
    東京都
    読売新聞東京本社事業局 中途採用者募集! [読売新聞東京本社(大手町)]
    東京都
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    東京都美術館 展覧会担当 学芸員募集 [東京都美術館]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    大阪中之島美術館 | 大阪府
    没後50年 福田平八郎展
    もうすぐ終了[あと13日]
    2024年3月9日(土)〜5月6日(月)
    2
    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都
    宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
    開催中[あと54日]
    2024年4月11日(木)〜6月16日(日)
    3
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと19日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    4
    佐川美術館 | 滋賀県
    ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
    開催中[あと47日]
    2024年3月30日(土)〜6月9日(日)
    5
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催中[あと47日]
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)