江戸時代に建築された築300年の邸宅「福島邸」(宮崎市)が取り壊されることになり、2011年6月26日(日)、内部を一般公開する「さよなら見学会」が開かれた。
福島邸は木造平屋で、1717(享保2)年に建築されたもの。明治、大正時代に改築を重ね、屋根は半分が江戸期の本瓦、残りが明治期の桟瓦という具合に、異なった時代の建築様式が混在しているのが特徴。
福沢諭吉も訪れたことがあり、座敷で「与造化争境」という直筆の書を残したという。
今夏にも取り壊されるが、福沢諭吉直筆の書は、県総合博物館で展示される予定。
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