江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿が滞在して肉筆画を残したとされる、栃木県栃木市が、歌麿に関する作品や資料の提供を呼びかけている。
歌麿の肉筆画は非常に珍しく、世界中に約40点が確認されているだけだが、市内では2007年秋に「女達磨図」が発見され、昨夏は市にゆかりのある旧家から「三福神の相撲図」と「鍾馗図」の2作品を発見。市はこの3作品を所有者から購入しており、2011年11月12~27日に、とちぎ蔵の街美術館で開かれる同展で公開する。
市は歌麿に関する作品や資料、写真などの情報を収集し、市内で描いたとされ、行方不明となっている大作「深川の雪」の手掛かりを探っている。発信:
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