2011年3月に解散した財団法人「吉田茂国際基金」が、残余財産2億7658万円と調度品を大磯町に寄付することを決め、2011年7月5日(火)、同町郷土資料館で町から同財団の代表者に感謝状が贈られた。
寄付金は2009年3月に全焼した旧吉田茂邸再建などの資金に充てられる。
旧吉田邸は1979年に日米首脳会談が行われるなど歴史の舞台となり、貴重な調度品も多数あったが、火災ですべてが焼失。町は再建の寄付金を募っていたが、町の拠出金とあわせても約6500万円にとどまっていたため、大きな追い風となる。
寄贈された調度品は当面は資料館で展示、再建後の吉田邸に掲示することも考えるという。
同財団は吉田元首相の顕彰をしてきたが、公益法人制度改革の影響で解散となった。発信:
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