2011年7月20日(水)、岐阜県瑞浪市の瑞浪市化石博物館の安藤佑介学芸員は、佐賀県唐津市の河床にある約3300万年前の地層からクリオネの仲間にあたる翼足類の国内最古級の新種化石2種類を発見したと発表した。
唐津市北波多下平野の田中川河床にある「杵島(きしま)層」で発見したもので、高さ0.9ミリ、幅1.3ミリの巻き貝形と、長さ4.2ミリ、最大幅0.8ミリの長円錐形の2種。
巻き貝形は、資料提供などで協力した同博物館の柄沢宏明学芸員の名前にちなんで「リマキナ・カラサワイ」と命名、長円錐形は発見した地層から「クレセイス・キシマエンシス」と名付けた。
7月24日付のメキシコの国際学術誌に論文が掲載される。
発信:
毎日jp>
瑞浪市化石博物館 施設詳細ページへ>
瑞浪市化石博物館のキャラクター「瑞浪 Mio(ミオ)」