奈良国立博物館仏教美術資料研究センターが耐震工事を終え、お披露目会があった。
同センターは建築史学者で、平城宮跡を調査した関野貞が設計した明治時代の近代和風建築で、重要文化財。1902年に県物産陳列所として開館した。
今回の工事では鉄骨を入れて補強し、閲覧室に木のアーチを復元。天井や壁の一部を外したため明るく開放的になり、閲覧室や研修室も充実した。
お披露目会では中央にあるホールでコンサートが開かれた。今後もコンサートや結婚式などでの活用を検討する。
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