大津市の石山国分遺跡から、7世紀末に造営された藤原宮(奈良県橿原市)に使われた瓦を焼いたとみられる窯跡が見つかり、2011年7月22日(金)、市教育委員会が発表した。
出土した大量の瓦のうち、14点の模様が、藤原宮跡で見つかった瓦のものと一致した。
遺跡は藤原宮と約50キロ離れており、瀬田、宇治、木津の3つの川を経由し、水路で瓦を運んだとみられている。
藤原宮の瓦を製作したとみられる窯は淡路島や香川県でも見つかっている。
瓦は2011年8月6日(土)から28日(日)に、大津市歴史博物館で展示される。
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