広島県三原市出身の彫金家、清水南山のブロンズ像が同市に寄贈され、市役所1階の市民ロビーで展示されている。
制作を依頼したのは、大伯父の南山から画家の道を勧められたという故平山郁夫画伯。
制作したのは元東京芸大教授の故菅原安男氏。菅原氏は南山の工芸仲間で、同大教授だった平山氏が菅原氏に制作を依頼。作品は菅原氏が亡くなった後の平成17年、同大教授の橋本明夫氏が鋳造して完成させた。同じ像は平山家と同大に計2体あるという。
像は南山の孫が市に寄贈した。展示は2011年8月29日(月)まで。
清水南山は平山氏の大伯(祖母の兄)に当たり、少年時代の平山氏に東京美術学校を受験するよう勧めたという。
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msn産経ニュース