2011年7月27日(水)、京都府埋蔵文化財調査研究センターは、女性名が記された奈良時代の荷札木簡が、京都府木津川市の上狛北遺跡から出土したと発表した。
「海戸主海八目戸服部姉虫女米五斗」と15文字が書かれ、「服部姉虫女(あねむしめ)」が女性名。海部に住み海八目(あまはちめ)が戸主を務める一家の服部姉虫女が、米5斗を送るという内容。
女性名のある奈良時代の木簡は数多く確認されているが、納税のための荷札木簡としては極めて珍しい。
木簡は2011年8月20日(土)、21日(日)に向日市文化資料館で公開される。発信:
msn産経ニュース>
向日市文化資料館 施設詳細ページへ