ユネスコの世界記憶遺産に登録された炭坑絵師・山本作兵衛の登録を証明する認定証が、2011年8月4日(木)、福岡県田川市に届いた。
「認定証が来るまでは正式登録とはいえない」と、これまで公式コメントを自粛していた伊藤信勝市長も市石炭・歴史博物館で記者会見し、共同申請者の県立大の名和田新学長らと喜びを分かち合った。
登録が発表された5月26日から約2カ月の歴史博物館の来館者は、例年の年間総数に匹敵する約2万3,000人。
ただ同館は元々、石炭資料館で絵画展示用の照明や空調は整っていないため、市は9月から、同館などがある石炭記念公園の整備基本計画策定に着手。「世界記憶遺産ミュージアム」(仮称)やレストラン、土産物店の建設などを検討する。
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