京都市内で2011年8月16日(火)に行われる「京都五山送り火」の一つ「大文字」で、震災の津波で流された岩手県陸前高田市の高田松原の松で作った護摩木を燃やす計画を立てていたが、放射能汚染を不安視する声を受けて中止となり、京都五山送り火連合会の事務局がある京都市文化財保護課に対し非難の声が届いている。
同課には電話が相次ぎ、大半は計画中止を抗議、非難する内容だったという。
被災者に犠牲者の名前や祈りを書き込んでもらった護摩木は約400本集まり、京都市などの検査で放射性物質は検出されなかったが、汚染を心配する声を受けて大文字保存会が中止を決定。
集まった護摩木は8月8日(月)、陸前高田市内で迎え火として燃やされた。
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msn産経ニュース