大化の改新につながる乙巳(いっし)の変を前に、中大兄皇子と藤原鎌足が談合した場所とされる奈良県桜井市の談山神社で、昭和20年に空襲に備えて神像の鎌足像を納めたとされる防空壕と木箱が見つかり、2011年8月10日(水)、同神社と同市教委が発表した。
防空壕は本殿床下から見つかり、木箱が埋まっていた。
同神社の社務所日誌には、20年8月1日に防空壕が完成、翌2日に神像を移し、終戦後の9月16日に本殿に戻されたと記載されている。
市教委は「戦時中の神社の様子を生々しく伝える重要な資料だ」としている。
発信:
msn産経ニュース