2011年8月11日、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館で、織田信長に滅ぼされ、自害した戦国武将・朝倉義景が、嫡男の愛王丸に渡したとされる尺八の展示が20年ぶりに始まった。
「伝愛王丸一節切(ひとよぎり)」と呼ばれる漆塗りの美しい尺八で、完全な形の残る中世の尺八としては日本最古の一つ。
愛王丸は、義景から尺八と刀を託され、京都に護送される途中、現在の南越前町で殺害されたと言われている。
記念特別展「戦国城下町一乗谷を歩く」は9月11日(日)まで。
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