2011年9月8日(木)、岡山県津山市の津山城跡内にある閉鎖予定の「鶴山動物園」で、関係者が檻などの撤去作業の最終打ち合わせを行った。
残っていた動物のうち、イノシシは8月30日に老衰で死に、保護動物として飼育していたタヌキ2匹は今月2日に山へ放した。残るアライグマ1匹は城跡内で飼うことが決まった。
動物園の閉鎖は文化庁の指導で決まったもので、平成10年3月に策定された「史跡津山城跡保存整備計画」で、国指定史跡の津山城跡の保存・復元のためには築城当時に存在しなかった施設などはすべて撤去されるため。
昭和30年の開園以来、市民らに親しまれた動物園は約半世紀の歴史に幕を閉じることになる。
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msn産経ニュース