2011年9月21日(水)、福岡市教委は、同市西区の元岡古墳群G6号墳(7世紀中ごろ)で、西暦570年を意味する「庚寅」の文字を刻んだ象嵌大刀(ぞうがんたち)が見つかったと発表した。
記された月日の表記は、朝鮮半島の百済から暦を導入したとする日本書紀の記述を裏付けるもので、暦使用の実例としては日本最古。
日本書紀によると、日本は553年に百済に暦博士の派遣を要請、翌年、暦博士が来日している。
2011年9月28日(水)~10月9日(日)、福岡市埋蔵文化財センターで展示される。
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