神奈川県秦野市の市立宮永岳彦記念美術館が、2011年10月2日(日)で開館10周年を迎える。
市営の日帰り温泉「弘法の里湯」に隣接、計画当初は「入浴施設に芸術作品は似合わない」と論争を巻き起こしたこともある。
「光と影の華麗なる世界」と称される美人画で知られた宮永画伯は、終戦後約15年間、父親の実家がある同市内にアトリエを構えた。
遺族が1995年に「常設展示の場をつくる」ことを条件に遺作約400点を同市に寄贈し、市は鶴巻温泉の廃業した旅館跡地に、入浴施設とともに美術館をオープンさせた。
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毎日jp