2011年10月12日(水)、日光地域でツキノワグマの生態調査を行っている茨城県自然博物館と東京農工大は、日光市足尾町内で捕獲されたクマから基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える677ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
これまでにも秋田、岩手両県などでツキノワグマの放射性物質が調べられたことはあるが、基準値を超えたのは今回が初めて。
8月23日(火)に有害鳥獣として捕獲された成獣で、日光市から博物館に連絡があった。植物の新葉や花、果実、アリやハチなどの食べ物から放射性物質を体内に取り込んだとみられる。
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