世界の歴史的建造物を中心に文化遺産の保護活動を行う「ワールド・モニュメント財団」が選定する2012年版の「ワールド・モニュメント・ウォッチ」(文化遺産ウォッチ)に、京都市の「京町家群」が選ばれた。
文化遺産ウォッチは、修復や保存が必要な文化遺産の保護活動を訴える目的で、同財団が1996年から隔年で選定。ホームページで支援を募り、集まった基金で助成する。
京町家群は2010年版に続いて2回目の選定となった。
今回は41カ国・地域から67件が選定され、日本からは、東北地方など東日本大震災被災地の文化財と、東京都の「旧平櫛田中邸・アトリエ」(台東区)の2件も選ばれた。
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msn産経ニュース