広島の原爆投下後に降った「黒い雨」の降雨地域を巡り、原爆資料館は今年3月、説明を大幅に変更した。
これまでの展示図は、被爆者援護法に基づく援護の対象となる国が1976年に指定した「第1種健康診断特例区域」などを示してきたが、その6倍に広がる可能性を指摘した広島市などの2008年調査結果を反映させた。
同市と県は2008年、広島市と安芸太田、北広島両町の住民を対象にアンケート調査を実施。従来の約6倍にあたる地域で黒い雨が降った可能性があるという結果が出ている。
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