2011年11月25日(金)、炭坑絵師・山本作兵衛の資料の活用などを協議する福岡県田川市の保存・活用等検討委員会の受入環境調査検討部会は、同市の市石炭記念公園に作兵衛の資料などを展示する「世界記憶遺産ミュージアム」(仮称)を設置する方針を確認した。
市は同公園を「日本の炭坑文化の聖地」と位置づけ、園内の炭坑関連資料などを解説・展示する施設が必要だと説明。
同じく作兵衛資料を保管する県立大など他の施設とつなぐ「ビジターセンター」的機能を持たせることを部会に提案し、同意を得た。
同公園には国登録文化財の二本煙突と竪坑櫓、世界記憶遺産に登録された作兵衛の絵画など627点を所蔵する市石炭・歴史博物館がある。
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