2011年11月27日(日)、和歌山市の市民団体「妹背山護持顕彰会」は、紀州徳川家ゆかりの寺院「海禅院」敷地内の多宝塔の下の石室から見つかった遺髪は、徳川家康の側室で紀州藩初代藩主の徳川頼宣の生母「お万の方」のものとみられると発表した。
平成16年10月に石室の中央付近から2つ折りにされた遺髪を発見、調査を進めていた。
同会の顧問を務める菅原正明・県立博物館元副館長や、薗田香融・関西大学名誉教授らが文献などで調査した結果、遺髪は家康の死後に剃髪したときのもので、日蓮宗の熱心な信仰者でもあった「お万の方」の髪の毛である可能性が高いという。
発信:
msn産経ニュース