新宿区は、2012年4月に施行する区文化財保護条例の一部改正に伴い新たにできた「地域文化財」に、寄席「末広亭」や、神楽坂の芸者が唄や踊りを披露する「神楽坂をどり」など10件を認定した。
これまで文化財の対象にならなかった、戦後から高度経済成長期に作られて地域に受け継がれている「もの」や「場所」を次世代につなげていくもの。
新宿区には指定・登録文化財制度があるが、江戸時代から戦前までを対象にしていたり、文化財保護審議会の答申を受けて区教委の決議などが必要なため、認定までに時間がかかっていた。
新たな文化財制度をつくるのは23区では初。
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毎日jp