鳥取県栽培漁業センターや鳥取県立博物館の専門家らがこのほど、県沿岸に生息するカニ類を網羅したカラー図鑑風のリストを完成させた。
カラー写真の横に、それぞれのカニの特徴や採集場所などを明記。最新の分類体系に従って紹介している。
確認された種類は183種類にも上り、日本海沿岸の道府県では最多。鳥取の海は、沖に出ると水温が1年を通して5度以下と低温で安定していることに加え、対馬暖流の影響で南方に生息する種も分布していることが種類の多さにつながったとされる。
担当者は「かに王国として鳥取県を県内外にPRする機運につなげたい」と意気込んでいる。
発信:
毎日jp>
鳥取県立博物館 施設詳細ページへ