2011年12月15日(木)、福岡県小郡市の九州歴史資料館は、みやこ町の京ケ辻(きょうがつじ)遺跡から、国内に須恵器を焼く技術が伝わった当時の工人集落とみられる集落跡が見つかったと発表した。
見つかったのは、5世紀前半のものとみられる竪穴式住居跡と掘っ立て柱倉庫跡計20基。多数の須恵器も出土した。
同館文化財調査室の担当者、海出淳平さんは「九州最古級の須恵器工人集落と思われる。日常の飲食よりも祭祀や有力者の副葬品に使ったのではないか」としている。
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