2011年12月25日(日)、インダストリアル・デザイナーの柳宗理さんが死去した。96歳。
父は民芸運動の創始者で哲学者の柳宗悦。東京美術学校(現東京芸術大)卒業後、調査のため来日したコルビュジエの協力者で仏人デザイナーのシャルロット・ペリアンの助手を務めた。後に坂倉準三建築事務所に入所し、第二次世界大戦後に工業デザインを始めた。
1952年に毎日新聞社主催の第1回新日本工業デザインコンクール第1席入選。1957年のミラノ・トリエンナーレで「バタフライスツール」が金賞を獲得。父が設立した日本民芸館の館長や日本民芸協会会長も務めた。1981年紫綬褒章、2002年文化功労者。
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IMトピックス「開館60周年 シャルロット・ペリアンと日本」