2012年1月15日(日)、大阪府の松井一郎知事は、大阪府庁本館を、大阪市が建設予定の近代美術館に転用する検討を始めたことを明らかにした。
府庁本館は大正15年に完成し、全国の都道府県庁舎で最古。
近代美術館建設計画をめぐっては、平松邦夫前市長が市制100周年記念事業として、同市北区中之島に平成29年度のオープンを目指していたが、2011年末に就任した橋下市長が計画を白紙にする方針を示していた。
現在の大阪府庁を、耐震に問題がある咲洲庁舎へ全面移転することが前提となるため、松井知事は「庁舎移転が可能かどうか(国の防災指針などを)見極めたうえで、本格的に検討したい」としている。
発信:
msn産経ニュース