日本にある39の自然史関係の学協会が連携して実施する講演会。自然史科学の専門家10名が、三陸の魚、岩手のツキノワグマ、東北の地質構造、白亜紀の岩手など、東北地方の自然史にまつわる様々な話題を取り上げ、講演する。
■平成22年度自然史学会連合講演会
「東北の豊かな自然 ~ワンダー イン イーハトーブ~」
日時:2010年11月28日(日)10:00~16:00
会場:岩手県立博物館 講堂
対象:一般 120名(事前申込制)
聴講料:無料(展示の観覧には別途入館料が必要です)
主催:自然史学会連合 共催:岩手県立博物館
協賛:ロレックス・インスティテュート
<講演予定者>
安達 登氏(山梨大学)「DNAからみた北東日本列島人の成立史」
大西尚樹氏(森林総合研究所東北支所)「クマはどこからやってきた?」
藤巻裕蔵氏(帯広畜産大学名誉教授)「エゾライチョウの話」
猿渡敏郎氏(東京大学大気海洋研究所)「水族館との連携:研究と啓発活動」
奥 俊夫氏(緑を守り育てる岩手県民会議)「高山帯で越夏するヤガ類、長距離移動性とその起源」
坂本裕一氏(岩手生物工学研究センター)「きのこが胞子を拡散する戦略~子孫を増やすための自己犠牲~」
原 正利氏(千葉県立中央博物館)「生物の分布情報はなぜ重要か~詳細分布から探るブナとイヌブナの生態史~」
西田治文氏(中央大学)「恐竜が見た岩手の森」
佐藤比呂志氏(東京大学地震研究所教授)「東北の地質構造」
横山一己氏(国立科学博物館)「日本列島の成り立ちと金の山『東北日本』」
発信:
岩手県立博物館