1854年の安政南海地震における島根県出雲市内での被害を、古文書などを通じて紹介する展示「記された安政の南海地震-幕末の出雲に何が起きたか」が、出雲弥生の森博物館で開かれている。
市内の個人が所有している日記などの原本3点を並べており、「山田興雅筆和歌」では、前書きで家々が倒れた様子に触れる一方、和歌には新年への前向きな気持ちを詠み込んでいる。
現在の同市大社町鵜峠の村役人による「永代日記」では、神門郡一円で500軒余りの民家倒壊被害があったことに触れている。
2012年5月14日(月)まで。
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