東京都練馬区の練馬区立美術館で「生誕100年 船田玉樹 ―異端にして正統、孤高の画人生」が開催されている。
広島生まれの日本画、船田玉樹(ふなだぎょくじゅ)の回顧展。
戦前は日本画のアヴァン・ギャルドとして活躍した船田は、戦後は郷里の広島にこもって岩絵具、墨、油彩、ガラス絵など様々な画材を使って制作。
60歳を過ぎてからクモ膜下出血で右半身が不自由となってからも、右手で筆を持つことにこだわって習練を続け、やがて大画面に樹木の枝を繊細な筆致で捉えた作品を描くまでに到った。
展覧会では晩年までの作品約200点を、師の速水御舟や小林古径、丸木位里や靉光ら畏友の画家たちの作品と併せて公開する。
会期は2012年7月15日(土)~9月9日(日)。観覧料は一般500円。
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