東京・上野の東京都美術館で今秋開催される「メトロポリタン美術館展 大地、海、空4000年の美への旅」のオリジナル楽曲を坂本龍一さんが手がけることとなり、2012年8月28日(火)、アメリカ大使公邸で楽曲が坂本さんの演奏で初披露された。

「Met(メット)」の愛称で知られるニューヨークのメトロポリタン美術館は、年間来場者数約500万人超という世界最大級の美術館。

展覧会ではメトロポリタン美術館の17学芸部門のうち12部門の中から133点が来日。古代メソポタミア文明の工芸品から20世紀の写真作品まで、各時代を代表する作品が展示され、特にゴッホの傑作《糸杉》は日本初公開となる。

東京藝術大学卒業で「東京都美術館の横を通って通学していた」という坂本さんが展覧会にあわせて作曲したのは「wind, cypresses & absinthe」。シンプルな筆致を重ねて複雑な作品になっているゴッホの絵のように、ミニマルな要素が積み上げられたような楽曲となった。

メトロポリタン美術館展の会期は2012年10月6日(土)～2013年1月4日(金)。観覧料は一般前売りで1,300円、当日は1,600円。

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発信：インターネットミュージアム

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