2012年11月21日(水)、東京・千代田区の東京国立近代美術館で、来年3月から開催される「フランシス・ベーコン展」の記者発表が行われた。
展覧会は、ピカソと並んで20世紀を代表する画家と評されるフランシス・ベーコンの回顧展。
欧米で評価が高いベーコンは、生誕100年となる2008-09年にはテート・ブリテン(英国)、プラド美術館(スペイン)、メトロポリタン美術館(米国)などの大美術館で回顧展が巡回したが、日本では生前の1983年に開かれて以来、30年ぶりの大規模展覧会となる。
ベーコンにとって重要なテーマである「身体」に焦点をあて、全30数点、4章で構成する。
英、独、米、台湾、オーストラリア、ベルギーなど世界各地から作品が集結。ニューヨーク近代美術館が所蔵し、その作品を手に入れるために他のベーコン作品を手放したと言われている、最後の三幅対(トリプティック)も来日する。
音声ガイドはバレエダンサーの熊川哲也さんが務める。
「フランシス・ベーコン展」は2013年3月8日(金)~5月26日(日)。会場は東京国立近代美術館。観覧料は一般1,500円、大学生1,100円。豊田市美術館に巡回する。
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