兵庫県養父市出身の作家、山田風太郎の未発表原稿と、20代の時の気持ちをつづったノートが見つかった。
見つかったのは「日本合衆国」と題した原稿用紙29枚と、「話せる奴」と題した30枚。書いた時期は不明。
ノートは1946年に夏目漱石や森鴎外ら著名な作家の作品の感想、「幸福」「悪」「人間」に対する自身の考えを書いていた。
風太郎の妻、啓子さんが、自宅の机の引き出しの中にあったのを見つけたもので、いずれも養父市の山田風太郎記念館に寄贈した。記念館では未発表原稿の出版や、来年3月ごろをめどに展示することを検討している。
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毎日jp