佐賀県神埼市の国営吉野ケ里歴史公園北側にある工業団地跡地で、県などが建設を進めているメガソーラー(大規模太陽光発電所)計画に対し、2012年12月27日(木)、全国の考古学者らでつくる文化財保存全国協議会の調査団は、建設地の変更を求める要望書を古川康知事らに宛てて提出した。
要望書では、予定地に奈良時代の役所である郡衙(ぐんが)の遺跡も一部含まれていることを指摘。遺跡の歴史的意義を損ねるなどとしている。
計画では敷地面積25ヘクタールで出力規模は12メガワット。現在敷地造成中で、2013年1月着工、同6月末の発電開始を目指している。
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毎日jp