フランスの象徴主義の巨匠ギュスターヴ・モローと、その愛弟子ジョルジュ・ルオーの二人に焦点を当てた展覧会が、今秋、都内で開催されることとなり、2013年5月15日(水)、記者発表が行われた。
「親愛なる我が子」「偉大なる父」と往復書簡で呼び合い、師弟を超えた特別な絆をもつ二人の交流の軌跡を辿りながら、モロー晩年の未公開作品や、ルオーの美術学校時代の作品など、油彩やデッサン(モロー29点、ルオー35点)、往復書簡など約70点を紹介。モローの芸術性がどのようにルオーに継承され、変化していったかを検証する。
展覧会は「ギュスターヴ・モローのアトリエ」「聖なる表現」「色彩とマティエール」「モローとルオー名作選」の4部構成。パリのギュスターヴ・モロー美術館館長のマリー=セシル・フォレスト氏が監修し、フランスから出品される56点の半数以上は日本初公開の作品となる。
「モローとルオー -聖なるものの継承と変容-」は2013年9月7日(土)~12月10日(火)、東京・港区のパナソニック汐留ミュージアムで開催。入館料は一般1,000円。
なお、本展は2013年12月20日(金)~2014年3月23日(日)に松本市美術館に巡回した後、2015年にはパリのギュスターヴ・モロー美術館に巡回する。
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