今秋、国立新美術館で「印象派を超えて ― 点描の画家たち」展が開催されるのを前に、2013年6月5日(水)、都内で記者発表が行われた。
ファン・ゴッホのコレクションで知られるオランダのクレラー=ミュラー美術館が特別協力し、フランス、オランダ、ベルギーの画家たちによる色彩の探求を検証する企画。
大きなテーマは色彩の分割。スーラから始まった点描技法を、三原色に分割されたモンドリアンの抽象絵画までの流れで俯瞰する、斬新な展覧会コンセプトが特徴。「印象派の筆触分割」「スーラとシニャック ─ 分割主義の誕生と伝播」「ゴッホと分割主義」「ベルギーとオランダの分割主義」「モンドリアン ─ 究極の帰結」の5章構成。
出展作品は油彩画、水彩画、素描など92点。うち55点と半数以上は日本初出品。スーラは5点、シニャックは6点、ファン・ゴッホは9点、モンドリアンは8点と、重要作家の作品が複数点出品される。
「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて ― 点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」は2013年10月4日(金)~12月23日(月・祝)、国立新美術館 企画展示室1Eにて開催。観覧料は一般当日1,500円。前売り(1,300円)やオンライン限定早割ペア券(2,000円)は、2013年7月1日(月)から発売される。
東京展の後に広島県立美術館(2014年1月2日~2月16日)、 愛知県美術館(2014年2月25日~4月6日)に巡回する。
[img]http://www.museum.or.jp/storage/old/photos0/2587.jpg[/img] 「印象派を超えて ― 点描の画家たち」の前売りチケットは2013年7月1日(月)から発売 | |
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