2014年4月に開催される「特別展 キトラ古墳壁画」の記者発表会が、2014年2月4日(火)、東京国立博物館で行われた。
奈良県明日香村の特別史跡、キトラ古墳は、7世紀末から8世紀初めに作られたもので、極彩色の壁画が特徴。本展では4方位に描かれた四神のうち、「白虎」「玄武」「朱雀」、十二支像のうち「子」「丑」が展示される。いずれも明日香村の外で展示されるのは初めての機会となる。
明日香村では2016年度をめどに、国営飛鳥記念公園を整備、壁画を展示する体験学習館が整備される予定で、壁画の村外展示はおそらく最初で最後の機会になる可能性が高い。
壁画5点のほかにも、副葬品や、同様に極彩色の壁画で知られる高松塚古墳の資料等も展示。また、これまで進められてきたキトラ古墳壁画の修理や、今後の保存活用の展開なども紹介される。
「特別展キトラ古墳壁画」は2014年4月22日(火)~5月18日(日)、東京国立博物館本館特別5室で開催。入場料は当日一般900円。前売チケットは2月10日より4月21日まで発売され、一般800円。
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