弘法大師空海が高野山を開創してから1200年を迎える事を記念し、東京と大阪で高野山の至宝約50件を紹介する企画展「高野山の名宝」が開催される事となり、2014年4月23日(水)、都内で記者発表が行われた。
空海は延暦23(804)年に唐にわたり、密教の奥義を極めて帰国。弘仁7(816)年に、時の嵯峨天皇に真言密教の根本道場として高野山の下賜を願い出て、勅許を得た。
展覧会では、海が若き日に書いた直筆の書、国宝《聾瞽指帰》や、唐かに持ち帰った密教の遺品などを公開。
わが国における仏師の双璧と称される運慶と快慶の代表作例でもある、運慶作 国宝《八大童子立像》と、快慶作 重要文化財《孔雀明王像》も展示される。出展件数は約50件。
「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」はサントリー美術館で2014年10月11日(土)~12月7日(日)、あべのハルカス美術館で2015年1月23日(金)~3月8日(日)に開催。東京展の観覧料は、一般当日1,300円、大学・高校生が1,000円。前売りはそれぞれ1,100円、800円。
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