20世紀につながる絵画の革新を推し進めた運動のひとつ「新印象派」の誕生から約20年間の流れを紹介する展覧会が大阪と東京で開催される事となり、2014年6月4日(水)、都内で記者発表が行われた。
揺れる水面や陽光のうつろいなど、自らの目に映る世界を描き出そうとした印象派に対し、新印象派は最新の光学や色彩理論に基づいてその様式を発展させ、20世紀初頭のフォービスムの誕生の源泉となった。
展覧会では印象派のモネから、新印象派初期のスーラやシニャック、その後のフランスやベルギーでの新印象派作品、さらにマティスやドランまで、年代順に24人の作品を紹介。オルセー美術館やメトロポリタン美術館をはじめ世界12カ国、約60の美術館や個人コレクションから約100点が展示される。
会場にはハルカス300(展望台)のキャラクター「あべのべあ」と、エキュート上野のオリジナルキャラクター「エキュート上野パンダ(仮称)」も応援に駆け付け、展覧会をPRした。
「新印象派 ─ 光と色のドラマ」は、あべのハルカス美術館(大阪・阿倍野区)で2014年10月10日(金)~2015年1月12日(月・祝)、東京・上野公園の東京都美術館で2015年1月24日(土)~3月29日(日)に開催。
観覧料金は、大阪展が一般1,500円(1,300円)、大学・高校生1,100円(900円)、中学・小学生500円(300円)。東京展は一般1,600円(1,300円)、大学生1,300円(1,100円)、高校生800円(700円)、65歳以上1,000円(900円)、中学生以下は無料。()内は前売りで、大阪展は8月上旬、東京展は10月中旬発売予定。
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