2014年9月19日(金)、東京・港区の根津美術館で「名画を切り、名器を継ぐ 美術にみる愛蔵のかたち」のプレス内覧会が行われた。
切断されて新たに表装された絵巻や古筆、破損して補修された茶道具など、形を変えて受け継がれてきた古美術品を紹介する企画。
牧谿の絵巻を切断して軸物にした足利将軍家所蔵の国宝《瀟湘八景図 漁村夕照》や、割れた桃山時代の志野茶碗に大胆な金継ぎで同時代の異なる志野茶碗の陶片を組み入れた《志野茶碗 銘 もも》など、国宝4件、重要文化財35件を含む約100件で展観する。
「新創開館5周年記念特別展 名画を切り、名器を継ぐ 美術にみる愛蔵のかたち」は根津美術館・展示室1・2で9月20日(土)~11月3日(月・祝)に開催。入場料は一般1,200円、学生(高校生以上)1,000円、中学生以下は無料。展示室5で「源氏絵と伊勢絵」、展示室6で「秋光を楽しむ茶」が同時開催される。
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