大阪市天王寺区の大阪市立美術館で「肉筆浮世絵-美の競艶」が開催されている。
アメリカ・シカゴの実業家ロジャー・ウェストン氏が収集した肉筆浮世絵を紹介する里帰り展。
ウェストン氏は80年代半ばから印籠・根付・漆器などの日本美術を熱心に収集。90年代からは肉筆浮世絵の収集をはじめ、現在では個人コレクションとしては世界有数の規模と質を誇っている。
展覧会では菱川師宣、西川祐信、宮川長春、勝川春章、歌川豊国、葛飾北斎、祇園井特、河鍋暁斎など50人を超える絵師による、近世初期から明治に至るまでの肉筆浮世絵129点を紹介する。
ウェストンコレクションが日本で公開されるのは初めて。
「肉筆浮世絵-美の競艶 ~浮世絵師が描いた江戸美人100選~」は大阪市立美術館で2015年6月21日(日)まで開催。観覧料は一般 1,500円、高大生 1,000円
大阪展の後は長野展(北斎館:7/11~10/13)、東京展(上野の森美術館:11/20~1/17)に巡回する。
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