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万年筆の歴史と文化を総覧 ── 国立歴史民俗博物館で「万年筆の生活誌」
(掲載日時:2016年03月07日)

2016年3月7日(月)、千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で「万年筆の生活誌 ─ 筆記の近代 ─ 」のプレス向け内覧会が開催された。
万年筆の歴史や製作に必要な技術、装飾、さらにはふだんの暮らしのなかでの位置づけなどについて多角的に考察する企画展。
万年筆は明治時代に日本に輸入されはじめ、それまでの毛筆に代わって、公的な筆記具として広く用いられてきた。
展覧会では明治から大正期の古典的な万年筆や、貴重な国産万年筆メーカーのカタログ・看板などを展示。会場に設置された4Kディスプレイで、蒔絵万年筆を手に取るように鑑賞したり、気に入った万年筆の展開図を自由に選んで見ることもできる。
「万年筆の生活誌 ─ 筆記の近代 ─ 」は国立歴史民俗博物館で、2016年3月8日(火)~5月8日(日)に開催。観覧料は一般 830円、高校生・大学生 450円、小・中学生は無料。
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