2016年7月10日(日)、長野・諏訪市のサンリツ服部美術館で「服部一郎没後30年 特別企画展 禅宗と茶の湯の美」が開幕した。
セイコーエプソン初代社長であった服部一郎(1932-87)の没後30年を記念した展覧会。
禅は鎌倉時代に臨済宗の僧・栄西(ようさい)らによって伝えられ、禅とともにもたらされた新しい喫茶文化は、禅宗寺院を中心に拡大。桃山時代には侘びを追求する茶の湯へと展開した。
また、禅僧たちによって舶来された書画や陶磁器、漆器等は、室町文化に大きな影響を与えている。
展覧会は、日本に根付いた禅宗文化と茶の湯への発展をたどる企画。サンリツ服部美術館のコレクションから水墨画や茶道具など前後期あわせて60件を展示。前期展では可翁筆《寒山図》、後期展では本阿弥光悦《白楽茶碗 銘 不二山》(ともに国宝)が特別出品される。
「服部一郎没後30年 特別企画展 禅宗と茶の湯の美」はサンリツ服部美術館で、前期が2016年8月2日(火)まで、後期は8月4日(木)~9月4日(日)に開催。観覧料は一般 1,100円、小中学生 700円。
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