東京・渋谷区の山種美術館で「浮世絵 六大絵師の競演―春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重―」が開催されている。
日本画の専門美術館である山種美術館の浮世絵コレクションは、総点数90点程度と規模も大きくない事もあってあまり知られていないが、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重と六大絵師の名品が含まれており、保存状態も良いことから、専門家の間では評価が高い。
展覧会では写楽の大首絵3点のほか、世界でも数点しか残っていない鈴木春信の優品《梅の枝折り》などを展示。広重の保永堂版《東海道五拾三次》は、最初期の摺りの特徴を残す図のほか、表紙も含めて紹介する。
あわせて、開館50周年にちなみ、東山魁夷や加山又造ら、当館と縁の深い近代・現代の日本画家の作品も特別に展示する。
「浮世絵 六大絵師の競演―春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重―」は山種美術館で2016年9月29日(木)まで開催。観覧料は一般 1,200円、大高生 900円、中学生以下無料。
発信:
インターネットミュージアム>
山種美術館 施設詳細ページ>
「浮世絵 六大絵師の競演―春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重―」情報ページ>
「浮世絵 六大絵師の競演―春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重―」公式ページ