2014年9月から大規模改修工事のため全館休館していた東京・目黒区の東京都写真美術館が、2016年9月3日(土)にリニューアル・オープンする。
同館は1995年に開館。リニューアルにあたり、新たに「トップミュージアム(TOP MUSEUM)」という愛称を設定。シンボルマークとロゴタイプも一新されていた。施設は内装仕上げや空調など各設備機器が更新され、2階・3階展示室はフローリングに。ミュージアムショップとカフェも一新された。
リニューアル・オープン/総合開館20周年記念として開催される展覧会は「杉本博司 ロスト・ヒューマン」。大型カメラを用いた写真で国際的に高い評価を得ている杉本博司の新シリーズ<廃墟劇場>を世界で初公開。あわせて、日本初公開となる<今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>、新インスタレーション<仏の海>の3シリーズを2フロアに渡って展示し、作家の世界観、歴史観に迫る。
「杉本博司 ロスト・ヒューマン」は東京都写真美術館(2階・3階)で2016年9月3日(土)~11月13日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、学生 800円、中高生・65歳以上 700円。
地下1階では「世界報道写真展2016」が開催。オランダで毎年開かれる「世界報道写真コンテスト」の中から選ばれた大賞など約150点の入賞作品を紹介する。2016年9月3日(土)~10月23日(日)、一般 800円、学生 600円、中高生・65歳以上 400円。
発信:
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