田村友一郎さんの作品では、ボディビルダーによるパフォーマンスも
2016年9月30日(金)、神奈川県の横浜美術館で「BODY/PLAY/POLITICS」のプレス向け内覧会が開催された。
ヨーロッパ、アフリカ、東南アジア、日本と、地域が異なる6人の現代美術作家の作品を紹介する企画展。
展覧会のサブタイトルは「カラダが語りだす、世界の隠された物語」。人間の身体や集団としての行動、超自然的な存在など、歴史を通じて作り上げられた身体が生み出すイメージの数々がモチーフになっている。
インカ・ショニバレ MBE(イギリス)は、アフリカ更紗を用いた立体作品と、黒人の歌手がアリアを歌いあげる映像作品。イー・イラン(マレーシア)は、東南アジアの民間伝承で知られる長髪を振り乱す女性の幽霊、ポンティアナックをモチーフとした映像インスタレーション。映画監督としても世界的な注目を集めてきたアピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)は、ビデオ・インスタレーション《炎(扇風機)》を日本で初公開。ウダム・チャン・グエン(ベトナム)は、オートバイが縦横無尽に走り回る映像インスタレーション。石川竜一(日本)は、沖縄と県外各地で撮影されたポートレートや風景の写真作品など。田村友一郎(日本)は、近代ボディビルディングの歴史に注目した新作の映像インスタレーションを展示している。
「BODY/PLAY/POLITICS」は横浜美術館で、2016年10月1日(土)~12月14日(水)に開催。観覧料は一般 1,500円、大学生・高校生 1,100円、中学生 600円。
発信:
インターネットミュージアム>
横浜美術館 施設詳細ページ>
「BODY/PLAY/POLITICS」情報ページ>
「BODY/PLAY/POLITICS」公式ページ