左から柏木智雄、逢坂恵理子、養老孟司、スプツニ子!、リクリット・ティラヴァーニャ、スハーニャ・ラフェル、三木あき子の各氏
現代アートの国際展として2001年から3年に一度のペースで開催されている「横浜トリエンナーレ」の第6回展にあたる「ヨコハマトリエンナーレ2017」について、展覧会タイトルとコンセプトが決まり、2016年10月11日(火)、都内で記者発表が行われた。
タイトルは「島と星座とガラパゴス」。孤立や接続性、想像力や指標(道しるべ)、独自性や多様性など、色々な捉え方ができるキーワードを手掛かりに、先行きの見えない複雑な時代に、人間の想像力・創造力をもって、未来への知恵を多くの人々と共に考えていく。
タイトルとコンセプトは、ジャンルや世代を超えた9名の専門家から構成される構想会議が議論を重ねて決定。会期に先立ち2017年1月から連続会議「ヨコハマラウンド」も開催される事となり、タイトルに関連する諸問題や可能性について議論される。
構想会議メンバー(※アルファベット順)
スハーニャ・ラフェル ニューサウスウェールズ州立美術館副館長 兼 コレクション担当ディレクター
スプツニ子! 現代美術家、マサチューセッツ工科大学メディアラボ助教
高階 秀爾 美術史家、大原美術館館長、東京大学名誉教授
リクリット・ティラヴァーニャ 現代美術家、コロンビア大学美術学部教授
鷲田 清一 哲学者、京都市立芸術大学学長、せんだいメディアテーク館長
養老 孟司 解剖学者、東京大学名誉教授
ヨコハマトリエンナーレ2017 ディレクターズ
逢坂 恵理子 横浜美術館館長
三木 あき子 キュレーター、ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター
柏木 智雄 横浜美術館副館長、主席学芸員
「ヨコハマトリエンナーレ2017」は横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫1号館を主会場に、2017年8月4日(金)~11月5日(日)に開催。参加作家などの詳細は、来年春に発表される。
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「ヨコハマトリエンナーレ2017」 公式ページ